中町の綱梶の方さんより (ありがとうございました)
・法被を新調!
従来、綱梶・若衆・子供囃子・子供の曳き手・大人の曳き手・保存会など
多種多用な法被でしたが、今回、綱梶と大人子供の曳き手の法被を統一します。
(囃し方は除く)
法被の柄もさることながら、特に曳き手の町民の方々が殆ど私服でしたので
子供も含めて少しでも多くの皆さんと一体となって祭りをしたいという願いもあり
ます。
・今年も手拭を新調
綱梶は鉢巻にも使用している手拭を新調します(最近毎年新調)
特徴はここ数年山車の一部で中町らしいところを図案にして染めていますので
今年は今年のデザインとなります。(内容は見てのお楽しみ)
数年来、デザインの中に山車の順序を「何番目」と染めていましたので
ことしは「一番目」とか「華車」という表現があるかもしれません。
・下山の両端を広げて運行(後見さん通じてお願い中)
中町が運行中の写真と神社などで停まってる写真があれば比べてもらうと
わかりやすいですが、下山の屋根の両端は殆どの町の山車が折り畳めるように
なっています。
昔は路地が多く軒先や看板・電線などに引っ掛けてしまう可能性が高かった
からだと推測します。
それでも他の町は広い道に出れば下山方が折り畳みを元に戻して山車を
本来の姿で運行させていましたが、なぜか中町の山車だけは運行中は
常に折り畳んだままなのです。
最近は道路も拡張され折り畳まなくても運行できる個所が増えたため、
先日開催された綱梶会で今年はできるだけ折り畳まずに運行して欲しい旨
提案しておきました。
特に中町の下山は厚みも大きさもあるものなので広げて運行すれば立派に見える
はずです。
運行中に下山が完全な形の中町を今年初めて見ることができるかもしれません。
・本来の襖を復活(後見さん通じてお願い中)
これも提案し検討していただいているものなのですが、
これまた写真を見ていただくとよくわかりますが、中町の上山の金の襖、
あれはここ数年できたものです。(7年くらい前かな)
もともとは桜の木に尾長鳥(にわとり)の襖絵のものでした。
しかしながら傷みが激しいため、現在はまっさらの金の襖になっています。
一時は駅前や神社での長時間停車中はわざわざ交換して飾っていましたが、
最近では手間なのでやっていません。
華車ということで今年だけでも、停まってる時だけでも、と提案しときました。
・曳き出し時になんか配る・・・かも
曳き出し直前には山車の上からなんかばら撒く?かもしれません。
まぁ、各町お菓子とか毎年やってるのでその延長線ってことでしょう。
一応華車グッズだと思います。
なんか欲しい人はやっぱ山車の近くで見るのがいいと思います(笑)
・山車の部材を各町新調
最近お祭りをみていただいてれば気づかれてると思います。
神明町の梶棒が新しくなってたり、南町の土台・梶棒だったりが新調されていま
す。(色が薄くてひび割れも少ないかならよくわかります)
(ゆっき追加−我が竹生町も幕を2年くらい前に新調。柱心で発注してしまった為、
ちんちくりんです)
・起こし太鼓
各町試楽の早朝3時過ぎから5時頃にかけて、
お囃子をしながら町内を練り歩きます。
我が中町は4時頃挙母神社で拝礼のあと、スタートします。
このとき稚児の舞をやってるところに「旧中町 奉燈」とかかれた
四角い提灯?をかけてきます。
二つセットで、もうひとつは旧本町の方がいつのまにかかけています。
中町の場合は、三府(ミブ)というゆっくりした曲、一曲だけを演奏し、
町を練り歩きます。このときだけは鼓・大皮・三味線は使用しません。
連れが西町にいるので聞いた話ですが、西町は三味線以外?は
すべて使用し多くの曲を演奏して歩くそうです
なお樹木の町のことはよく知らないのですが、
これまた聞いた話ではチャンガフル(チンガフルかも)という起こし太鼓的な
ものがあるそうです。お囃子ではないと聞いています(鐘・太鼓か?)
本楽の泣き別れのあと、
神明町は神明神社までの長い道のりが待っているため、
西町以上に大掛かりな提灯を山車に装着して小坂町に
帰っていきます。
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